道草は心の糧なり、継続は力なり

私の描いた絵を紹介します。時には、料理や景色の写真も紹介します。

自らを見つめ直す

                                 

油絵風ですが、アクリル水彩画です。池と森とお花畑。空想画です。
タッチをきかせてみました。


最近、人権について考える文がありました。


人権講座で、「差別はどこにありますか」「わたしの心のなかに、自分以下を求める心が


あります。」と講師に言われ、その心は自分にもあると思いました、と文章が綴られていました。


自身の差別を深く掘ったら「ある」と言われた人は、とても教育的です。


講座を聞いて教育に関わる人すべてが、襟を正す気持ちになったことでしょう。


この文章で清々しい思いをしたのは、正月のテレビ番組を見て、自分以下を笑い飛ば


す人たちをみて、笑えない自分がいたからです。キモイことはあざ笑っていいの?


あざ笑いは、ユーモアなんでしょうか?


自らの差別とどう向き合うか、地域で考えることはとてもいいことだと思います。


鹿児島には、今も郷中教育で、「弱いものいじめはしない」と街中に張り紙がしていました。


昭和の時代ですが、私が大学生のときに、デザインの授業で先生が「環境問題と人権


問題がクリヤできないとこれからのデザインはできない」と言われました。


今も、環境問題や人権問題は解決されておらず、もやもやした思いは残ったままです。


年頭に当たって、自身の差別心を発見し、克服しようとする姿は、


私の胸に刻まれました。


自分の心と向き合い、自らを見つめ直す年にしたいと思います。


今日もご覧になっていただきありがとうございました。


明日も投稿します。


お楽しみに。