海に朝日が差しこむ時、対岸の岸や島が赤く、海も赤く燃える、朝焼けを描きました。

空は暗い紫から赤、オレンジ、黄色、白と変わっていきます。

その不思議さ、ダイナミックさ。
F20号

リアス式海岸は海と山がすぐ近くです。

本当に、赤いのです。

これは、空想画でなくて、みたままです。

現実にある景色です。写真も撮りましたが、

ただ、暗く映っただけでした。

夜明け前。

杉山にも、対岸にも、光が差し込みます。

その強烈な印象を覚えていて、家で描きました。

朝の来ない夜はない。

これはスーパーボランティアの尾畠春夫さんのことばです。

夜明け前は、一番暗い。
でも、必ず、朝が来るのです。そう信じて今を乗り越えたいものです。

前回の絵に砂を混ぜることで、質問をいただきました。

ジュエルメジウムに貝殻を砕いた砂を混ぜて、堅牢に乾かします。

これは、もう、強くて、落ちることがありません。

ジェッソに砂を混ぜることもあります。

アクリル絵の具で、水っぽく塗ります。

どこに技法があるかというと、自分で工夫して、画材を駆使しています。

筆はぼろぼろになりますが、、、

それでも、あくなき追求。

絵を描くことは、目標がみえない遠い道のりです。

今日もご覧になっていただきありがとうございました。

寒くなるようですから、お体を大切に。

お互いに、明日を信じて頑張りましょう。

今日もいい一日でありますように。